集成材とは、

原点は1000年前の彫刻技法

集成材が初めて登場したのは、20世紀の初頭、ドイツにおいてでした、。駅舎や体育館、工場、倉庫などに広く普及して、ヨーロッパ一円に広がり、アメリカやカナダなどにも、集成材による建築物が波及しました。しかし、日本ではそれよりずっと以前、すでに10世紀に仏像の彫刻制作で寄木造りという、現在の集成材の先駆けとなる技法が誕生していました。これは2個以上の木材を繋ぎ合わせて、1本造りの仏像ではどうしても避けられない千割れを防ぐための工夫でした。
下って18世紀、東大寺大仏殿の再興の折りには(1709年)、柱の部分に材を寄せ集めてニカワで接着し、鉄の銅輪で締めつけて、大口径材をつくりあげています。ここにわが国の集成材の歴史が本格的に始まりました。いま、東大寺大仏殿の柱は、300年近い風雪や地震等に耐えて狂いのない姿で立っています。集成された木の耐久力は、何よりもこの事実が雄弁に語っているといえるでしょう。

 

歴史ある集成材の現在の製造工程は、こちら「集成材製造工程

 

原点は1000年前の彫刻技法 注文建築に最適素材集成材・4つの個性
「大断面」というニーズ時代が求めた用材集成材